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小林よしのり
2016.2.18 14:00日々の出来事

鼻の穴に器具突っ込んでグリグリは嫌である


Special本のコンテを一本上げ、仕事場にファックスした。

次のシナリオが出来たから、明日はこれのコンテを描く。

テーマの核心の話を先に描いておいて、あとで遊びのコンテを

描き足すことにした。

明日描くコンテがほとんどクライマックス、結論になる。

 

しかし岸端の話ではやっぱりインフルエンザの検査では、

鼻の穴に器具を突っ込まれるらしい。

子供がやられて泣いてる映像を見たが、いやあ子供の気持ちが

すごくよく分かった。わしも泣くだろう。

てゆうか、あんな器具が近づいて来たら、医者をぶん殴る。

 

鼻の穴に器具を突っ込んで、かき回すなんて、拷問だろう。

どんな犯人だって、あんな拷問をされたら、白状するしかない。

いや、冤罪の温床になる拷問だと思う。

国連の人権委員会に報告する必要があるのではないか?

 

鼻の穴に器具を突っ込んでグリグリなんて、ケツの穴に器具を

突っ込んでグリグリより痛いかもしれない。

医療を装って、そんな野蛮な行為をして楽しむ医者というのは、

どんだけヘンタイなんだ?

 

鼻の穴にグリグリなんか絶対したくない。

インフルエンザが収まるまでは外出しないでおこう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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